中国遠征記① 16歳の僕が痛感した、事実を歪める印象操作




こんにちは。
グンです。


高校生のとき、
卓球をやっていたのですが、

学校とは別に僕が所属していた、
クラブチームの何人かで、中国遠征に行ったときの話です。



その当時のことを、
今でも鮮明に覚えていて、

発信において超重要なことなので、書き綴っていきます。






「卓球で中国に行く」
というワクワクもありつつ、

未開の地にでも行くかのような気持ちで中国に向かいました。


というのも、
「中国は日本より20年くらい遅れてる」
と、
小学生か中学生のとき聞いていたからです。


なので、
「だいぶ遅れてるんだろうな」と想像していました。

(今では中国経済の目覚ましい発展は広く知られていますが)




で、
いざ空港について検査場に行くと、

軍服?を着た人がところどころに立っていて、独特な雰囲気を醸していたり。


香辛料のせいなのかわかりませんが、
独特な臭いを発していて、

「すごいところに来てしまったのかもしれない」
と、
少し緊張しながら空港を出ました。



それから、
車に乗ってホテルに向かっていると、
ホテルに近づくにつれて、

未開とは真逆の近代的な街並みが目に入ってきて、その光景に息を呑みました。


「え、ビル多くないか?」
「しかも、超高層だ」

と、圧倒されまくり。


しかも、
上海や北京のような大都市ではないですからね。


一応、
都市に分類されますが、
中国の都市の中では、あまり栄えていない都市。


そんな都市に、
新宿や六本木で見るような、
高層ビルがふつうに並んでいて、

「どこが、日本より20年遅れてるんだ?」
という困惑してました。



とにかくそれが衝撃できで。
軽いカルチャーショックで。



「実際に行って見てみないとわからないもんだな」
と、
ありきたりなことを感じたのはもちろん、


何よりも、

「情報操作って怖いな」って、高校生ながらに痛感したんですね。

20年遅れてるどころか、
日本より進んでいる箇所も見られるくらいなのに、

あたかも中国は後進国であると信じ込んでいたわけです。



ただこれは、仕方のないことでもあります。


なぜなら、
人は、同じ内容を繰り返し伝えられると、

その内容を「正しそう」と信じてしまう性質があるから。


特に、
「自分が尊敬する人が言ってた」
「テレビで聞いた」
「著名で実績の豊富な人が言ってた」

みたいに、
権威があったり、
権威が”ありそう”だったり信用のあるような、

人や媒体から受け取った情報なら、その傾向に拍車がかかります。




実際、それを裏付ける興味深い研究があります。


とある実験で、

「実はゴリラも上投げ(オーバースロー)できる」
みたいな嘘の情報が書かれている文章を、

「これは嘘の情報ですよ」
と”明示した”上で、参加者に何度も繰り返し読ませたんですね。


そしてその数週間後に、その情報が正しいかを判定させました。


すると、
何度も目にした情報を、

「正しい」と判断する確率が高まったんですね。

嘘の情報なのに。
嘘だと事前に伝えていたのに、です。


しかも近年の研究では、
「その分野の造詣が深くとも、この錯覚に陥ることがある」と判明していたりもする。


それだけ、
人は何度も刷り込まれると、

つい信じてしまったり、
信じるまでのハードルが下がる傾向にある。



今回の、
16歳の僕の例でいったら、

テレビのニュースという、
「一定の権威性(≒信用)のある媒体」から、

「中国は日本より20年も遅れている」
などと、聞き続けていた結果、

「ああ、そうなんだろうな」
「遅れてるんだろうな」
と、信じ始めたわけです。



実際、
過去の僕だけでなく、
今でも中国への偏見がある人は多いんじゃないかと思います。


中国人のあれこれが取り沙汰されてるじゃないですか。



だから頭では、

「一部の中国人が悪目立ちしているだけ」
とわかっているつもりでも、

偏った情報だけ受け取り続けていると、間違った思い込みをしてしまいやすい。

(実際、そういった国柄もあるかとは思いますが)


そのためか、
「中国に行ってみたら、意外と親切な人が多かった」という感想を耳にする。



これって、

中国に行くまでは、
親切なイメージがあまりなかったということであり、

悪目立ちしている中国人のイメージに、
引っ張られていたから出る発言ですよね。


お世話になった人で、
中国出身の方が何人かいるので悲しいなと思ってみてますが。




それだけ、情報操作に100%争うことは難しい。




それもそのはずで、
情報操作は、

抗いがたい人間の本能や無意識をもとに行われています。


そして、
情報操作をガンガン仕掛けていく側の人ほど、

誰よりもこういった人間の性質を深く心得ている。



政治なんかはそれがわかりやすい。

政治家の裏には、
そういったマーケターなどの戦略家がついてたりする。


たとえば、オバマ元大統領。


これは有名な話ですが、

「Yes We Can」
「Change」
というキャッチコピーも、
人間の心理に基づいて仕掛けられた情報操作という側面が強い。



2008年という、
リーマンショック閉塞感に包まれていた時代に、

ポジティブで短くて響のいいフレーズを、
繰り返し伝えていたのにも、

もちろん意図が張り巡らされてるわけです。


他にも、
オバマ大統領のホームページ?に、

家族写真などを用いて、
安心感を与えるようなイメージ戦略を仕掛けていたり。


至る所で、情報操作というのは繰り広げられています。





これは発信でも同じ。
𝕏なんて情報操作の嵐ですよね。



だから、
発信するならば、情報操作が必要になってくる。



競合が、
情報操作をしているわけなので、
こちらも武装しなければ、

ハイテク武器に竹槍で挑むようなものなんですね。


それにそもそも競合と競争しないためにも大事だったりする。



で、
情報操作というと、
「騙す」みたいなイメージもありますが、


もちろん目的は、
顧客への価値提供でありお悩み解決であり、伝えたい価値を正しく届けるために大切。



例えば、
表で伝えたら、

「不用意な誤解を招く」
ような情報は表では伝えず、

1対1などのクローズドな空間で伝えるとか。


事実と異なる誤解
を受けることを伝えてしまったが故に、

助けられる人を助けられなかったら、
それは本末転倒ですよね。
限度はありますが。


こうしたことも、情報操作の一種。




要は、
情報の扱い方を熟知することが大事というわけです。


加工の仕方だったり、魅せ方だったり。
そういったことを極めていくこと。





情報操作は、言い換えたら印象操作です。



事実は一つでも、
その事実をどう加工して、どの角度から見せるかで、

受け手にとっての「正しさ」は変わってしまう。


例えば、
本来は正しい主張Xがあるとします。

そのXという主張が、
いかに間違っているかという情報で溢れていたら、

Xは間違ってるんだろうなという印象が蔓延ります。


それに対して、
なんの工夫もなしに、

「Xが正しいんだよ」
とだけ言っていては、

「X=間違い」という印象を覆すことは不可能



人は、賢い側面と愚かな側面があります。


正しいことを論理的にいうだけでは、「正しい」とか「価値がある」と感じてもらうのは難しい。


でなければ、逆説的ですが、詐欺が横行したりしませんよね。



そこで、
伝える情報をコントロールして、

あなたのメディアにより良い印象を抱いてもらう必要がある。


そうして初めて、
あなたのメディアの価値が高まり、コンテンツが売れるようになる。



そのために、
実績獲得したりファン化したりと同時並行で、

自分に有利な情報をあらゆるところに置きまくるわけです。


例えばライバルが、
アフィリで01突破を推奨しているが、

あなたはNoteで01突破を推奨したいとして。


・自分もアフィリで01突破しようとしたけど、なかなか上手くいかなくて、Noteに切り替えたら1日で01突破できた

・アフィリエイトは競合も強く初心者に向いてない

・Noteは一度売れたら、自分の商品にファンがついて1→100も簡単だよ


とか。


少し雑ですがこのように、情報を流して顧客に「納得」を促すんですね。


ポイントは、説得ではなく納得。


説得ってなんか押し付けみたいですし。
鬱陶しいですよね。


だから、
みた人が納得できるように、
あくまで見た人自身が、

「確かに良さそうだな」
と納得して選ぶような形で、

あなたに有利な情報を置いていくんです。


そうやって、

「言われてみたら、
アフィリよりNoteの方が良さそうだな」

という印象を持ってもらう。



これが超大事。



僕であれば、
「自己理解が大事だよ」
という主張を、
手を変え品を変えて発信しまくっています。


・強み活かさず行動しまくったら燃え尽きた
・こういう研究があって、自己理解したほうがいいと出てるよ
・成功者みんなもれなく強み活かしてるよ

みたいな。


事実を伝えてるだけですし、
心の底から、

「強みを活かしたほうがいろんな人が豊かになる」
と思っているだけですが、

これも情報操作であり印象操作とも言える。




で、
こうした情報操作をそれと悟られずに行うのが、

上手くなればなるほど、
濃いファンが増えていきます。


まぁ、
本音が一番信用されはしますが、

ただ本音を伝えるだけでは現実問題、
価値がうまく伝わらない。


あくまでも、
情報操作について学び、身につけた上で本音で話すから、

誰よりも深く信頼されるようになるんです。


熱狂的なファンがいる人はほとんどこれ。


ちなみに、
本音が一番信用されるというのに付随して、

「自己不利益な情報を出す」
というテクニックはけっこう使えます。


不信感を簡単に消せる。


例えば、
自分でいうのもなんですが、

この記事も、
自己不利益を明かしているという側面はありますよね。


情報操作がどうとか、
言わないほうが良かったりする。

裏の意図がバレないに越したことはないので。


もちろん、
自分が話したいこと話してるだけですが、
そういった側面もあるにはある。




ともかく、
いかにあらゆる側面から情報を精査することを、人間が苦手としているかという話です。


頭では理解していても、です。

それだけ情報操作に人が100%抗うことは相当難しい。




だから、
情報操作や印象操作というものへの理解を深めたほうが良いと思うんですよね。



これは、
事業をする人はもちろん、
ほとんどの人が学ぶ価値があると思っています。


特に情報で溢れてる現代においては。



仕掛ける側の意図を学ぶことで、
情報操作から自分の身を守ることにもつながったりますし、

裏の意図を考えることで賢くもなります。



手始めに、
「自分の発言はどんな印象を与えたか?」
「相手の発言を聞いて、どんな印象を抱いたか?」

ということを意識して日常を過ごしてみると、いろいろな発見があると思います。


日常会話から学べることは多いですし、
そう言ったところからも学べると、進化が加速します。




で、
中国での気づきはもう一つあります。


しかも二つ目の方が重要なんですが、

数えたらすでに4000文字あるので、続きは別に書きます。



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